太陽光発電システムなどで使われる蓄電池ですが、その選び方のポイントになるのは次のようなことです。
容量つまり、どれだけのどのくらいの電力を蓄えられるかですが、必要な量は発電量や売電する割合などを計算していくことで求められます。
あとは、停電時に家電をどのくらい動かしたいのかということも考慮すると良いでしょう。
さらに蓄電池の選び方では、充電と放電ができる回数(寿命)や保証期間の長さといったことも重要です。
長く使い続けるのであれば、すぐに駄目になるものを選んではいけません。
機能面では、単機能型とハイブリッド型というものがあります。
単機能型というのは出力を調整するパワーコンディショナーが太陽光パネルとは別に鳴っているものです。
こちらのタイプは、価格が安いけど停電時に太陽光パネルのパワーコンディショナーの出力が低いので、蓄電がしにくく空になりやすいです。
ハイブリッド型はパワーコンディショナーを一つにしているもので、蓄電がしやすく停電が長くなっても持ちこたえられます。
それに電力の変換ロスも少ないので、発電効率が高いです。
ただ価格が高いので設置は資金がなければできません。
昨今では一般家庭でも太陽光ソーラーパネルを設置して、自家発電をなされているご家庭が増加しました。
地球環境に優しい再生可能エネルギーであり、新しく設備を導入する際は自治体から補助金を得ることも可能です。
2016年度からは蓄電池も補助金の対象となっており、これも導入されている方も多いでしょう。
太陽光ソーラーパネルで発電をした電気を蓄えられるのが蓄電池で、置いておくだけで非常時にとても役立ちます。
たとえば台風や地震で停電した際、停電時に非常用電源という使い方をすることが可能です。
約1200kwhの電力を蓄えることができ、平均的な4人家族であれば1週間分の電気を賄えます。
蓄電池は約500万円もする高価な設備ですが、自治体では最大で80%までの支援をなされています。
そのため実質の負担額は130万円程度なので、比較的手に入れやすいものです。
停電時に役立つので、積極的に導入を検討してみる価値はとてもあります。
◎2023/6/15
情報を追加しました。
◎2022/8/20
情報を更新しました。
>住宅に蓄電池を完備することで得られるメリットは豊富にあります
>蓄電池を使う中でデメリットになってしまう部分とは
>蓄電池の補助金にはどういったものがあるのか
>メーカーによって特徴が異なる蓄電池を上手に利用
>光熱費の節約に繋がる太陽光発電と蓄電池の普及
◎2022/1/13
蓄電池に貯められる電気容量のページを追加しました
◎2021/10/12
夜間電力と蓄電池の利用のページを追加しました
◎2021/8/31
サイト公開しました